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ウクライナの相撲について
土俵に魅了された勇者たち
相撲発祥の地
ウクライナ国のハルキウ州
1997年に初めて相撲と出会ったセルゲイ氏はウクライナ相撲連盟を設立して以来、25年間に渡り相撲の文化を広めてきた。相撲が盛んになった理由の一つは、元横綱大鵬の父親のルーツがウクライナのハルキウ州にあること。日本との深い繋がりに感銘を受けたセルゲイ氏の故郷でもある。ハルキウ州で開催されている大鵬が訪れた相撲の大会は、大鵬幸喜大会と名付けられている。ゆかりの地にある記念館には、日本から贈呈された大鵬の記念品が大切に保管されている。
ウクライナの力士
横綱とアスリート
2018年にウクライナ出身の25歳の相撲力士が、日本相撲協会の入間川部屋付きの若藤親方の新弟子となった。15歳から相撲を教わり、約1年の研修を経て来日した。西幕下17枚目の獅司大は、2022年の春場所最初の一番で白星を挙げた。目標は「横綱」になることだ。壮行会を開催した在ウクライナ日本国大使館は、ウクライナ初の力士の日本での活躍を応援し、仲間のアスリートたちは元横綱大鵬のような力士に早くなってほしいと心から祈っている。
世界のアマチュア相撲
国際化推進を図る日本
世界相撲選手権大会は、アマチュア相撲の世界大会のことで、国際相撲連盟が主催している。土俵1枚とまわし5枚からスタートし、相撲の指導者を育成してきたウクライナは、ヨーロッパ選手権などでも上位を独占する強さで、女子も世界一を決めている。軽量軽では7回世界チャンピオンに輝いたアリーナ・ボイコワ選手がいる。日本の伝統競技は、審判に採点されるスポーツではなく、思いやる気持ちの大切さを教えてくれるから、ウクライ青少年スポーツ省も積極的に相撲を推薦してきた。
ウクライナの相撲: 活動動機
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