第39回わんぱく相撲全国大会が、8月4日に両国国技館で開催され、ウクライナは小学4年生から6年生まで各1名、合計3名が代表選手として参加しました。小学生のトップを決める大会とあって、館内は各地の予選を勝ち上がった強豪選手とその応援団で熱気に包まれました。
大人顔負けの体格と日々の鍛錬を積んだ彼らを目の当たりにして、さすがにこの中での優勝は難しいと思いましたが、4年生の部に出場したグリツコフ・エフゲン君が、あれよあれよと決勝進出、そこでも対戦相手を撃破して史上初のウクライナ人小学生横綱となりました。
今日最初に彼を見た時、物怖じせず自然な大物感を発していたので、この子は向いている、ひょっとしたらと思いましたが、最高の結果を残してくれて大変嬉しく思います。5年生ツァリンヌィー・エゴール君と6年生モルチャノフ・セルゲイ君も惜敗で素質を見せてくれたので、これからの楽しみが増えました。
写真:森佑一 (@yuichimoriphoto)
この度、ウクライナの相撲選手を日本のわんぱく相撲大会に招聘して頂きました、一般社団法人ウスミシュカのご厚意に深く感謝申し上げます。ウクライナで活動されているPika中條秀人氏は2023年よりウクライナ大会を開催し、子供たちへの支援を通じて日本とウクライナの相撲交流をより活発なものにしています。2025年もウクライナ大会や子ども力士を招致を行えますよう、ぜひ引き続きのご寄付にご協力をお願いいたします。
一般社団法人ウスミシュカ
ウクライナの子ども力士の全国大会への招致について(2024年度)
わんぱく力士による駐日ウクライナ特命全権大使への優勝報告
ウクライナ・ドニプロ大会(2024年3月8日)