10月8日に東京・アリーナ立川立飛で開催された、2023世界相撲選手権大会はウクライナから12名の代表選手が出場、個人戦は男女各5種目計10種目で金7銅1、団体戦は女子金男子銀の合計10個のメダルを獲得、参加28ヵ国中最高の成績を収めました。驚異的な強さ、文字通りのメダルラッシュに会場は圧倒され、大きなどよめきに包まれました。
しかし決して楽勝だった訳ではありません。何度も追い込まれ、もう負けたと思った瞬間が幾度も訪れました。しかしその度に驚異的な粘りで逆転勝利を収め、気が付くと他の強豪国を圧倒していました。普段の長く苦しい鍛錬の成果を世界最高の舞台で発揮出来た彼らのメンタルの強靭さ、そして勢いに乗った時の運も味方してこの成果をもたらしました。
今回は昨年6月の大分県宇佐市と愛媛県西予市で実施した合宿に参加した6名中5名が来日していて、その全員が金獲得という信じられない光景を目の当たりにして思わず涙が溢れました。元来相撲は日本の国技、そして神事でもありますが、きっと相撲の神様が守ってくれたのでしょう。
応援頂いた皆様には心からの感謝を申し上げます。微力ではございますが、今後ともウクライナと世界の相撲界の発展に尽くす所存です。
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