ウクライナ相撲ジュニア代表チームは夜遅く、成田空港からフィンランド航空で中継地ヘルシンキへ出発、帰国の途に就きました。この後乗り継ぎでポーランドのワルシャワ、そして鉄道で陸路ウクライナという長旅になりますが、道中の無事を願っています。
別れ際に日本に来てくれてありがとうと感謝を述べ、各自に小さなプレゼントを渡しました。全員同じ物ですが、それは同じ釜の飯を食った仲間、つまり共に同じ時間を過ごした証の意味があると伝えました。これからも相撲を続けて何度でも戻って来て欲しいです。
中に入った後もずっとこちらに手を振っているので、見送った3人も最後見えなくなるまでその場にいました。いつもの事ですが、肩の荷が下りたというよりも誰もいなくなって寂しいものです。
とにかく大きなトラブルも無く終えたのが何よりです。そして白鵬杯本番で見せた合宿の成果、もちろん彼らの頑張りによるものですが、大分県宇佐市をはじめとする多くの皆様に支えられて初めて可能になった事であり、この場を借りて厚く御礼申し上げます。次回に向けて改善すべき点も多々あります。引き続きご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。