日本の相撲大会に出場する子供力士
国際相撲と文化交流
相撲は審判に採点されるスポーツではなく、思いやる気持ちの大切さも教えてくれる日本特有の競技として世界に進出しました。ウクライナには相撲を教えるスポーツ学校もあり、シンプルなルールで始めやすいため子供に人気が高まっています。日本での相撲大会や合宿を通して相撲の技を磨き、新しい文化を学びながら日本の伝統を継承に取り組んでいます。
世界におけるアマチュア相撲の発展
国際化の推進
普及する相撲
世界相撲選手権大会
毎年開催されているアマチュア相撲の世界大会のことで、国際相撲連盟(ISF)が主催している。海外では1999年のドイツ開催に始まり、2001年からはオリンピック競技への参加を目論んで世界女子相撲選手権が行われている。アマチュア相撲と大相撲の大きな違いは、いわゆる相撲部屋に所属するプロの力士のことではなく、学生や社会人の相撲試合に国際的に共通する競技ルールが定められている。現在は体重別に5階級で個人戦と団体戦、男女それぞれの試合があり、国際審判員の資格を取得した外国人の審判員もいる。
世界大会でのウクライナ代表の成績
大会名 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル |
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第23回世界相撲選手権
2019年堺市大会(日本) | スベトスラブ・セミクラス 軽量級85kg未満 | ワジャ・ダイアウリ 軽重量級115kg未満 アレクサンドル・ベレシュク 重量級115kg以上 | 団体戦(スベトスラブ・セミクラス、ワジャ・ダイアウリ、アレクサンドル・ベレシュク、イヴァン・ソロチンスキー) |
第13回女子世界相撲選手権
2019年日本/堺市大会 | アリーナ・ドゥジェンコ 軽量級65kg未満 マリーナ・マクシメンコ 軽重量級80kg未満 エリョムカ・スベトラーナ 無差別級 | カリーナ・コレスニク 中量級73kg未満 イワンナ・ベレゾフスカ 重量級80kg以上 | 団体戦(アリーナ・ドジェンコ、マリヤ・ドゥルボヤン、イワンナ・ベレゾフスカ、スベトラーナ・ヤレムカ) |
第11回ワールドゲームズ 2022年アメリカ大会 | ワジャ・ダイアウリ 男子中量級115kg未満 スベトラーナ・ヤロムカ 女子重量級80kg以上 イワンナ・ベレゾフスカ 女子無差別級 | デミド・カラチェンコ(男子軽量級) イワンナ・ベレゾフスカ(女子重量級) カリーナ・コレスニク(女子中量級) | スヴャトスラブ・セミクラス 男子軽量級 オレクサンドル・ベレシウク 男子無差別級 スベトラーナ・ヤロムカ 女子無差別級 |
第24回世界相撲選手権
2023年日本/東京大会 | スベトスラヴ・セミクラス 軽量級 エゴール・クリプスキー 中量級 ワジャ・ダイアウリ 重軽量級 オレクサンドル・ベレシュク 無差別級 | ||
第14回女子世界相撲選手権
2019年日本大会 | カリーナ・コレスニク 軽量級65kg未満 マリーナ・マキシメンコ 軽重量級80kg未満 イワンナ・ベレゾフスカ 重量級80kg以上 | ||
第25回世界相撲選手権 2024年ポーランド大会 | デミド・カラチェンコ 軽量級85kg未満 エゴール・クルプスキー 中量級100kg未満 | ワジャ・ダイアウリ 軽重量級115kg未満 | アレクサンドル・ベレシュク 無差別級 団体戦 (スベトスラブ・セミクラス、エゴール・クルプスキー、ワジャ・ダイアウリ、アレクサンドル・ベレシュク) |
第15回女子世界相撲選手権 2023年ポーランド大会 | イワンナ・ベレゾフスカ 重量級80kg以上 イリーナ・パシチニック 無差別級 団体戦(エリザベータ・モレンコ、イリーナ・パシチニック、イワンナ・ベレゾフスカ) | テチャーナ・カラチェンコ 中量級73kg未満 ダーリャ・コンスタンチノワ 軽重量級80kg未満 | ソフィア・クシニル 軽量級65kg未満 |