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​​ウクライナ相撲の支援プロジェクトの実施

​​日本財団

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ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所が実施する支援プロジェクトは、日本財団のウクライナ避難民支援の助成事業に認定されました。助成プログラムの対象は、ウクライナからの避難民に対して生活支援を提供し、自治体や他支援団体と連携しながら地域の支援をコーディネートする事業等です。これによりウクライナ相撲代表団の避難支援および各地域での相撲合宿と文化交流等を実施しました。

​​大分県宇佐市

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宇佐市には元大相撲力士で69連勝の記録をもつ昭和の大横綱・双葉山の記念館、全国八幡宮の総本宮・宇佐神宮があります。代表チームは宇佐市安心院に滞在し、総合運動公園の相撲場で約3か月ぶりの練習をしました。市一丸で温かく迎え入れていただき、安心できる環境の中で地域と交流、他県の相撲部員が合同稽古のために訪れるなど、選手にとっても最適な合宿地となりました。

ワールドゲームズ強化合宿in愛媛​​実行委員会

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ワールドゲームズ強化合宿は、2018年の西日本豪雨によって浸水の被害を受けた西予市野村地区にある、乙亥大相撲が開かれる乙亥会館の練習場で行われました。稽古に参加した愛媛県相撲連盟のアマチュア選手との間には、言葉の壁を超えたウクライナとの新たな絆が生まれました。オール愛媛から応援の声が届き、観光では松山城、八幡浜、卯之町を訪れ、椿神社で優勝祈願をしました。

ウクライナ相撲の支援プロジェクト

相撲の世界大会を目指していたが、母国のウクライナが戦地になり、十分な練習ができなくなった相撲選手が、日本に一時的に避難して、相撲を継続するための合宿を実施するための協力を呼びかけています。

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ウクライナを代表して国際大会で平和を訴えたい

ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所は、2022年7月にアメリカのバーミングハムで開催される、ワールドゲームズに出場権を獲得している、約10名の相撲ウクライナ代表チームの日本避難合宿を企画しています。ウクライナ人選手を日本で受け入れ、国際的なスポーツ競技大会に備える合宿プログラムを実施するため、日本で安全な避難生活と相撲の練習ができる環境等の提供を必要としています。

ワールドゲームズ公式サイト:

https://www.theworldgames.org/

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銀行振込による寄付をご希望される方は、下記のウクライナ相撲連盟JAPAN事務所の代表口座にお振込み下さい。領収書の発行は、お問い合わせページのフォームより必要事項を入力して、宛名を送信ください。​

銀行名:三井住友銀行

支店名:新宿西口

預金種別:普通 

口座番号:4739886

名義:ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所

ご入金いただきました支援金は、ウクライナ相撲連盟に所属する代表団の交通費、生活にかかる費用、通訳サポートなどの人件費、今後のウクライナ相撲連盟への継続的な支援サポートに充てられます。

クレジットカードでの寄付は、支援するボタンをクリックして入力画面からお進みいただけます。

​​支援プロジェクトの始まり

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ウクライナ相撲連盟の創設者「最後の望みをつないでほしい」

軍事侵攻のニュースが始まり、ウクライナで相撲を励んでいる選手が戦闘に巻き込まれていないか不安がよぎりました。ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所の代表である私は、数年前に日本のテレビ局と現地に渡航し、世界相撲選手権の代表チームを取材していました。日本から来た私との縁に笑顔を浮かべるのは、ウクライナ相撲連盟の創設者セルゲイ氏と日本の大相撲で活躍する獅司大です。番組の撮影ではウクライナの文化に触れることが多いも、ボリシチより相撲の印象が強かったウクライナ人との交流が深まりました。

 

緊迫した状況が日に日に増していく中、3月15日にセルゲイ氏に連絡して選手の安否確認は取れたが、練習拠点だったハリコフ市街地は凄まじい光景に変わり果てて、毎月2回あった稽古はもうできない状況でした。セルゲイ氏は日本にいる当時の海外コーディネーターに涙をこぼしながら、最後の望みをつないでほしいと日本に支援のお願いを頼んだのです。

 

「ウクライナで土俵のスポーツをする機会で多くの教え子がメダルを勝ち取ってきた。しかし、25年目の相撲の存続は大きな危機感にさらされている。安易なことは言えない、ウクライナ人の相撲選手を放っておくわけにはいかない」このままでは相撲文化が途絶え、世界のアマチュア相撲で活躍してきた選手が命を落としてしまう可能性さえも現実になりました。​

ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所

松江ビオレッタ代表

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ウクライナの現状と支援プロジェクト

ウクライナ相撲の拠点はハリコフ市にあり、各地のアスリートが集まって練習を行っていました。しかし、2月23日の稽古をもって余儀なく避難生活が始まり、セルゲイ氏と家族はハリコフ郊外に避難しました。世界女子相撲で数多くの優勝経験があるアリーナ・ボイコワ選手は、首都のキエフから北東に130キロのチェルニヒウ市に住んでいて、子供と住宅の地下で空襲を逃れています。

「自分は生きている、皆もまだ生きている」とメッセージを送ってくれたセルゲイ氏は、一人一人の選手を待ち受ける未来を心配しています。ウクライナでは現在、スポーツ目的の出国であれば成人男性は国外への渡航を許可してもらうことができます。日本政府はウクライナから国外に逃れる避難者を受け入れていく方針を打ち出していて、各自治体も住居を提供するなどの体制を表明しています。

このような状況からウクライナ相撲連盟JAPAN事務所は、3月22日に日本での支援プロジェクトを立ち上げました。日本の国技である相撲をしているウクライナ人の希望は、次なる舞台に行くことであり、決して武器を持った戦いに参加することではありません。私たちは政治を抜きにこのスポーツに関わる人が抱える問題を解決する必要があります。

松江ビオレッタ(ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所代表)

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​ウクライナ相撲選手団8名が避難合宿のため来日

​​【滞在スケジュール】

5/26 日本に到着
5/31 在日ウクライナ大使館を表敬訪問、選手団の記者会見
6/1 東京おかみさん会の歓迎会、浅草観光
6/2 大分県宇佐市に移動、合宿開始
6/11 宇佐市総合運動場にて公開練習
6/12 九州情報大学相撲部と合同稽古
6/15 愛媛県西予市に移動、合宿開始
6/18 西予市野村町の乙亥会館にて公開練習
6/29 東京に移動
7/1 中央大学相撲部と合同稽古
7/3 埼玉県草加市を表敬訪問
7/5 アメリカへ出発

​支援プロジェクトにご協力いただきました​

大分県宇佐市、大分県東京事務所、是永修治/宇佐市長、衛藤征士郎/衆議院議員、岩屋毅/衆議院議員、宇佐商工会議所、宇佐商工会議所青年部、公益社団法人宇佐青年会議所、四日市商店街振興組合、宇佐市相撲連盟、アドテック株式会社、株式会社藤電設工業、宇佐金融団、生活協同組合コープおおいた、安心院地区まちづくり協議会、宇佐市管工事協同組合、響流山勝福寺、大分県北部振興局、東京清瀬ライオンズクラブ、在日ウクライナ大使館、学校法人東京メディアアカデミー、株式会社オークハウス、東京おかみさん会、手打ちそば十和田、和膳いい田、在京大分県人会、日露交流文化協会、浅井昌志/草加市長、草加市スポーツ協会、草加市地場産業振興協議会、草加青年会議所、草加おかみさん会、株式会社和宏、大宰府「3°C cafe」、鳥取城北高等学校、立命館大学体育会相撲部、九州情報大学、大分県相撲連盟、日本相撲連盟、中央大学相撲部、中村時広/愛媛県知事、長谷川淳二/参議院議員、野志克仁/松山市長、森高康行/愛媛県相撲連盟、菅家一夫/西予市長、池田慈/日露音楽文化サークル「ベリョーザ」代表、松本啓治/坂の上の雲ミュージアム総館長、越智陽一/株式会社ジョイ・アート社長、松廣義忠/日本女子相撲連盟常任理事、松尾和久/愛媛県相撲連盟副会長、大西誠/愛媛柔道協会会長、兵頭竜/西予市相撲連盟会長、岡田拓郎/愛媛県相撲連盟事務局長、山口貴史/愛媛県相撲連盟理事長、元屋地正秀/愛媛地球市民の会事務局長、伊予銀行、愛媛銀行、株式会社ペーパーテック、大王製紙株式会社、愛媛県タオル工業組合、磯部町役場、大成タオル、四国中央市役所、株式会社CPIまな姫プロジェクト、四国建設コンサルタント愛媛事務所、ユニ・チャームプロダクト、さかもとカバン店、上島町越智郡、西予市観光協会、シルク博物館、ワケスポーツ、株式会社GBC、赤石黎明塾、株式会社オキノ(宇和パークトラベル)、新谷正義国会事務所

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