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大阪万博御報告並びに御礼

  • 執筆者の写真: ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所
    ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所
  • 8月4日
  • 読了時間: 2分

大阪・関西万博夢洲会場EXPOメッセで、1日限りの相撲催事「SUMO EXPO 2025」が開催され、ウクライナからは九州情報大学相撲部イワンナ・ベレゾフスカと福岡県柳川高校ヴェロニカ・パブリチェンコ両選手が代表参加いたしました。


イワンナ ベレゾフスカ選手

日本の伝統文化としての相撲、そして世界に拡がりを見せるスポーツ競技としてのSUMO、両面から魅力を伝えるコンセプトでありますが、全国の相撲どころといわれる自治体も集結、郷里大分県宇佐市からは後藤新市長をはじめ、旧知の市職員の皆様が顔を揃えていました。土俵上では不滅の69連勝の大横綱、双葉山の地元天津小学校の児童達による相撲甚句が披露され、最前列中央で見守りながら感無量でございました。


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イワンナ選手は特別ゲストとして来場、共に土俵に上がってまず私が連覇中の現役女子相撲世界チャンピオンと紹介、彼女が日本語でスピーチして大きな拍手を浴びました。この挨拶が2回、そして女子トーナメント優勝者と入賞者へのプレゼンター、さらに北海道北竜町長からひまわりの花束が贈呈され、まさにMVP級の大活躍でした。実際多くの方々からサインや写真撮影を頼まれ、期待された役割を十分に果たしてくれました。ヴェロニカ選手も試合に敗れはしたものの、万博の土俵という又とない貴重な経験をしたので、必ず将来活かされると確信いたしました。


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現在大相撲は場所毎に大変盛り上がりを見せ、海外公演も行われています。一方でアマチュア相撲界は国際化が進み、世界における競技人口も着実に増加しているものの、国内では逆に減少傾向だといわれています。また主要大会に行っても観客の大半は家族、友人、関係者などの身内で占められており、いかに一般の皆様に関心を持ってもらい、さらには足を運んで頂けるかが大きな課題であると感じています。それが出来てこそ悲願のオリンピック競技入りが叶うのではないでしょうか。その意味からも今回の催事は非常に有意義であり、主催者には心よりの敬意と参加させて頂いた感謝を申し上げます。


 
 
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