展覧会SUMO「相撲の人生の道」東京からパリへ
- ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所

- 2 時間前
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国際的に活動する現代アーティストのゾヤ・スコロパデンコは、2026年春から初夏にかけて、東京とパリの二都市で、展覧会SUMO「相撲の人生の道」東京からパリへ — を開催いたします。
開催日程
東京展:2026年5月6日~5月11日
パリ展:2026年6月10日~6月21日
相撲で結ばれる日本とヨーロッパの国際的芸術プロジェクト
ゾヤ・スコロパデンコは、勝利の華やかさや競技としての側面にとどまらず、相撲力士の知られざる日常、すなわち、人生のすべてを捧げる覚悟、厳格な規律、そして犠牲によって支えられた内面の世界を描き出す。
「私が描くものは、哲学であり、道であり、相撲の人生である」
アーティストのゾヤ・スコロパデンコは、両国国技館での本場所中にライブドローイングを行い、さらに相撲部屋の稽古見学を通じて制作を深化させた。これらのドローイングをもとに発展させた絵画作品が、本展で紹介される。
東京会場の概要
2026年5月6日(水) 開場 13:00~19:00(初日)
2026年5月7日~11日 開場 11:00~19:00
渋谷・ヒカリエ8階のAiima Galleryにて開催されます。(入場無料)
東京展は、5月7日(木)にウクライナ相撲連盟JAPAN 事務所と連携し、2025年3月に逝去した三池哲也(共同代表)を追悼する特別展「ウクライナの相撲に栄光あれ」を同時開催。同日15時より、献花を捧げる追悼特別イベントを行う予定。

パリ会場の概要
パリ展は、日仏文化交流の文脈において重要な位置を占めるプロジェクトである。1986年の歴史的なパリ公演から約40年を経て、相撲が再びフランスで注目を集める中、本展は見る相撲ではなく、相撲の文化を読み解くための新たな視点をもつ。フランスのモナコを拠点に活動するウクライナ人アーティストによる展覧会は、日本の相撲文化を題材に、その深層や価値観を浮かび上がらせる。

ウクライナにおける相撲の発展という観点も注目に値する。相撲は日本固有の文化でありながら、すでに国際的な広がりを見せている。本展は、その広がりを具体的な芸術表現として示すものであり、土俵上の迫力のみならず、その背後にある精神性や人生観に触れる機会を得るだろう。ゾヤ・スコロパデンコにとって、パリ展は単なる作品発表の場ではなく、国や人種を越えた新たな対話の場を創出する文化的な外交であり、個人の表現活動を超えた新たな試みでもある。SUMO「相撲の人生の道」は、アコー・アリーナで行われる大相撲パリ公演に合わせて開催される。
SUMO: THE WAY OF LIFE— From Tokyo to Paris
主催 在仏ウクライナ大使館文化センター
日時 2026年6月10日(水)~6月21日(日)
会場 Centre culturel de l’ambassade d'Ukraine en France
プロジェクトについて
本展覧会は、相撲という日本文化を現代美術の視点から再解釈する国際的な試みとして、2015年に始動した。10年以上にわたる相撲をテーマとした継続的な制作の集大成であり、これまで複数の展覧会で発表されてきた。2025年5月には北海道・弟子屈町の大鵬相撲記念館で、作品展「横綱の生涯」が開催された。
力士の生涯と精神性に焦点を当てた横綱大鵬の生誕85周年の作品展「横綱の生涯」は、大きな反響を呼び、会期は2026年4月29日まで延長された。
本展覧会は、相撲の美学・哲学・儀式性を基盤に、身体を「表現媒体」と「象徴」の両面から捉え、力・伝統・現代美術が交差する領域を探るプロジェクトである。

多文化を横断するゾヤ・スコロパデンコの軌跡と創作の原点
1978年、ゾヤ・スコロパデンコはウクライナの工業都市クルィヴィーイ・リーフに生まれた。幼少期、母親の友人たちが自宅で絵を描いていた光景に触れたことが、彼女の芸術への関心の原点となる。しかし当初、画家の道は将来の選択肢には含まれていなかった。美術学校に通いながらも、大学では国際ジャーナリズムを専攻し、より広い世界へと関心を向けていく。
その後、ヨーロッパ各地をヒッチハイクで旅し、最終的にモナコ公国へと辿り着く。現地ではメディアコンサルタントとして働きながら、翻訳業にも従事。日本語を含む8ヶ国語を操る語学力を背景に、国際的なキャリアを築いていった。
芸術を志してモナコに渡ったわけではなかったが、やがて創作への強い衝動に突き動かされ、アーティストとしての道を選択する。モナコ国立芸術委員会のメンバーとなり、ギャラリーでの展示を通じて初めて作品を販売。しかし、その後の道のりは平坦ではなかった。2作目の完成までに長い年月を要し、約8年間にわたり作品が売れない時期を経験する。
転機は思いがけない形で訪れる。収入の途絶に直面していたある日、市場で出会った地元の漁師から3匹のタコを譲り受けた彼女は、それを食材ではなくモチーフとして選び、キャンバスに描いた。この選択が、後の代表的な作品群へとつながっていく。

注目を集める契機となったのは、ロンドンで初開催された個展で発表したシリーズ作品「TORSO」である。本シリーズでは、タコを人間の身体の一部のように描写し、ウクライナの旗のもと、ストラスブールの欧州評議会でも話題になった。暗い背景に浮かび上がるその造形は、ルネサンス期の解剖図や古代ギリシャの胸像を想起させる。
作品は、人間の身体性、持続性、そして存在の本質に対する深い問いを投げかけるものとして高く評価されている。
ゾヤ・スコロパデンコの創作は、多文化的な経験と言語的背景に支えられながら、個人的な体験と普遍的なテーマを結びつける独自の表現へと昇華している。
日本での活動

2016年、東北の被災地支援のプロジェクトで福島市相馬市に彫刻の像『The Hope(希望)』が建てられる。東京では新シリーズ「Coffee Drinkers and Milk」を発表。日本最大級の展覧会にも招かれている。ART FAIR TOKYO 2019、OSAKA INTERNATIONAL ART 2025、ミッドタウン鯉のぼりフェスティバルに4年連続で作品を出展。
作品は何よりもシンプルさを追求し、時代を超えた題材や日常的なテーマを再構築している。目標は常に、何世代にもわたって意味を持ち続ける作品を生み出すことであり、題材は人々に語りかけるものでなければならない。
この活動は芸術と文化外交の接点に位置し、国や文化を越えた対話を創出するものとして日本で高く評価されている。
お問い合わせ
ゾヤ・スコロパデンコ(アーティスト)
✉ zoia.skoropadenko@gmail.com / cc@themeloy.art
🌐 www.zoiaskoropadenko.com / www.themeloy.art
📞 +33 601 14 65 60
日本語窓口
イリナ・マコフスカ
📞 +81 90 3031 9770






